迷惑メール誤検知の際の連絡方法

迷惑メールの検知に際し、精度の高いサービスを提供するよう心がけておりますが、「迷惑メールが検知されなかった」、「普通のメールが迷惑メールフォルダに隔離された」などの不具合が発生する場合があります。その際は、お手数ですが下記手順をご覧いただき、迷惑メール検知機能への情報の提供(フィードバック)を行ってください。



フィードバックする際の注意点


明らかなスパムであるかどうか?

同じメールを受け取っても、人によって感じ方が違う場合があります。また、オプトインメールで受け取りを承諾しているのを忘れているケースもあります。あなたのフィードバックは、他のユーザーに影響を及ぼす可能性もありますので、明らかなスパムに絞ってフィードバックするよう注意してください。


管理者宛のメールはスパムかどうか?

メールサーバーの管理者宛には、スパムと同じ内容を含むメールが送られる場合があります。例えば、管理しているメールサーバーに存在しないアドレス宛にスパムが送られてきたとします。サーバーは、存在しないアドレスなので、送信者にエラーを返しますが、多くの場合、その送信者も偽造で送信不能であるため、結局エラーとして管理者宛にエラーメールが返ります。このメールの中身はスパムですが、このメールは管理者へエラーを通知するメールです。これをスパムとしてフィードバックしてよいかどうか一考を要します。



フィードバックの方法

フィードバックシステムは、該当するメールを添付ファイルにし、指定のアドレスに送ることにより機能します。添付ファイルにする時は、ヘッダーも含めた全てをオリジナルのまま完全に一つのファイルにする必要があります。メールソフトによっては、転送時に元のメールを添付ファイルにして送る機能がありますので、その場合はそれを使えますが、それができないソフトもあります。以下にいくつかの例を挙げて説明します。


Windows環境の場合

Windowsで広く使われているOutlookやOutlook Expressには、メールを添付ファイルにして転送する機能があります。それらをお使いのお客様は、以下の手順でレポートしてください。

Outlook Express 6/Outlook2003/Outlook2007の場合
  • 該当のメールを表示し、右クリックをするか、「メッセージ」メニューから「添付ファイルとして転送」を選んでください。
  • 宛先を上記フィードバック用アドレスに指定し、送信します。
Thunderbirdの場合
  • 該当のメールを表示し、「メッセージ」→「形式を指定して転送」→「添付」を選択します。
  • 宛先を上記フィードバック用アドレスに指定し、送信します。

Mac OS X環境の場合

Mac OS Xをお使いの場合、純正のメールソフトとしては、Apple Mailがありますが、これにはメールを添付ファイルにして転送する機能がありません。したがって、この場合は以下の手順を取る必要があります。

Apple Mailの場合
  • 該当のメールを表示し、「ファイル」から「別名で保存」を選択します。
  • 「フォーマット」のプルダウンメニューで「メッセージソース」を選んで保存します。
  • 保存したファイルを添付し、上記宛先アドレスに送ります。

Thunderbirdをお使いの場合はもっと簡単です。このメーラーには、メールを添付ファイルにして転送する機能がありますので、それを使います。

Thunderbirdの場合
  • 該当のメールを表示し、「メッセージ」→「形式を指定して転送」→「添付」を選択します。
  • 宛先を上記フィードバック用アドレスに指定し、送信します。

その他の環境、メーラーの場合

フィードバックで必要なのは、オリジナルそのままのメールを(RFC822準拠の)添付ファイルにすることです。ところが、一部のメーラーでは、オリジナルの文字コードや改行コードを変更してストアするものがあります。それらのメーラーでメールを保存して添付ファイルにして送っても、オリジナルの文字コードや改行コードは失われているので、正しくフィンガープリントを取ることができません。しかし、オリジナルの文字コードと改行コードを再現してから送れば、システムに貢献することができます。少々複雑ですが、それでもできるという知識のある人は、以下を試してみてください。

その他のメーラーの場合
  • 該当メールを詳細ヘッダーと共に表示し、「ファイル」→「別名で保存」を選択します。この際、完全な全ヘッダーも含めて保存されている必要があります。
  • 保存したファイルをテキストエディタで開き、内容と文字コードセットを確認します。
  • 日本語のメールでcharset="iso-2022-jp"とあれば、文字コードを「JIS」に、改行コードを「LF」にして保存します。
  • 日本語以外のメールの場合は、単に改行コードを「LF」にして保存します。
  • 保存したファイルを添付して、該当フィードバックアドレスに送ります。